脇汗に関する情報サイトでも、治療法の一つとして紹介されています。
効き方に個人差はあるものの、現時点では脇汗に最も有効な治療として保険収載されています。
当院では自費診療ではなく、保険診療でボトックス注射を行っています。
保険適応で2万円台(3割負担の方の場合)の自己負担額です。
注射は10分程度で終わります。
個人差がありますが、効果は3~7ヶ月持続するとされています。
わきの汗の量が気になりましたら遠慮なくご相談下さい。
また、脇に限らず全身の汗を抑える内服薬での治療も行っております。
プロ・バンサインという薬剤です。
消化器症状や夜間尿などにも使われますが多汗症にも治療効果の有る薬です。
副作用としては目のかすみ、ほてり、目やのどの渇きなどがあります。
効果の持続時間が短いのがデメリットです。
人前で話すとき、通勤などここぞというタイミングで使うのが良い薬です。
こちらのブログではプロバンサインを内服なさっている方の感想を記載してらっしゃいます。
ボトックスの注射後に、ワキ以外からの汗が増えたという場合にも有効な治療法です。
試してみたい場合には気軽にご相談下さい。
ボトックス注射、プロ・バンサインともに妊娠中及び授乳中の安全性が確立されていません。
また、ボトックス注射後は女性は2回の月経まで、男性は3ヶ月までは妊娠しないようにして下さい。
匂いが気になる場合には、外用薬があります。
2,3日塗ると、個人差はありますが1~2週間は匂いが抑えられます。
こちらもお気軽にご相談下さい。