新規インフルエンザ治療薬
塩野義製薬が創製したインフルエンザの治療薬、新規キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬についてのニュースです。
【塩野義製薬】新規インフルエンザ治療薬、17年度内に国内申請目指す
塩野義製薬が創製した新規キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬についてのニュースです。
第3相臨床試験の結果が第6回欧州インフルエンザ科学ワーキンググループ会議で発表されました。
12~64歳の1436例の登録患者です。
結果は、平熱に回復する時間はプラセボに対して有意に短縮し、副作用発生頻度はオセルタミビル群に対し有意に低かったとのことです。
2017年内に申請を目指すとのことですので今シーズンに間に合うのかもしれません。
色々治療薬はありますけど、インフルエンザを発症しないのが一番ですね。
今年はワクチンの製造が遅れており、地域によっては10月中は予防接種を受けるのが難しいかも知れません。
健康的な食事と睡眠、手洗い、うがいという一般的な対応が大切です。
インフルエンザ発症者と濃厚に接触した場合、状況によってはタミフル予防投与を考えても良いかもしれません。