男性更年期障害と鬱、ED
鬱病と言われたけれど、本当は男性更年期障害かもしれません。
一度は検査で調べてみることを勧めます。
男性更年期障害の症状として、抑うつ状態やEDがあります。
Identification of late-onset hypogonadism in middle-aged and elderly men
鬱病と診断されている中に男性更年期障害が隠れていることがよく指摘されています。
また鬱病があると心因性EDや抗うつ薬による薬剤性EDを起こすこと、
EDが男性の自尊心を傷つけうつ病のリスクとなることも指摘されています。
簡単にまとめますと、
男性ホルモンの低下する男性更年期障害↓ 鬱・抑うつ状態↓ EDや不眠↓ さらに男性ホルモンを低下させ男性更年期障害が悪化 |
といった悪循環を起こしてしまいます。
男性ホルモンを補充して根本的な治療をすることに加えて、
症状に応じて必要であればEDや不眠、鬱病の治療も平行することが大切です。
リーレクリニック大手町の内科のコラムです。