食事ランキング

アメリカのU.S.ニューズ・アンド・ワールドリポート誌（U.S. News & World Report）は恒例の2018年食事ランキングを発表しました。

心疾患の予防に良い、体重減少に有効など様々な部門毎に結果が出ているのですが、総合部門についてご紹介します。

総合部門

1位　DASH食

1位タイ　地中海食

3位　フレキシタリアン食

DASH食はこのコラムでも何度か出ていますが、高血圧の方のために考えられた食事です。

塩分制限、野菜や果物によるカリウム摂取が主軸となっており心疾患や血圧の管理などに有効とされています。

主に野菜、フルーツ、全粒穀物を食べます。

地中海食は地中海産の食品を中心とした食事です。

オリーブオイルの摂取を推奨していることで有名です。

野菜、フルーツ、そして魚を中心としたシンプルな食事です。

少量の卵、鶏肉、ワインを加えても良いということでお酒が好きな方にも長期的にストレスを感じづらいことが良いようです。

フレキシタリアン食は聞きなれない方が多いかと思います。

Fexible（フレキシブル）とVegetarian（ベジタリアン）をかけあわせた言葉です。

シビアなベジタリアンではなく、肉や魚、乳製品も食べるフレキシブルなベジタリアンです。

週に2日は肉を食べない日を作るようです。

肉を控えめにして野菜をたくさん食べる食生活というイメージでしょうか。

炭水化物を極度に制限するケト食は痩せるもののリバウンドが多いこと、糖質制限後にホルモンの変動のりすくがあることなどコメントされました。

糖質と食品添加物を30日間禁止するホール30ダイエットなどは不必要に特定の食品をカットしているとのことでした。

というように、極端な制限食は評価が低い結果でした。

食事を楽しみつつ健康的なものを食べるスタイルが勧められています。

ここ数年は低炭水化物食が注目されていましたが、今後はゆるやかな制限の地中海食やDASH食が流行となるかもしれません。