70歳でも健康的な血管年齢
血圧、脂質、血糖のコントロール、健康的な食生活、運動習慣、減量、禁煙は血管年齢を若く保ち健康でいるための重要な要素です。
50歳を過ぎても健康的な血管年齢を保っている人の特徴に関する論文です。
有名なフラミンガムハートスタディに参加した方が対象です。
身体活動量、エネルギー摂取量、古典的な心血管イベントの危険因子で調整した結果、
若い、女性、BMIが低い、脂質低下薬の使用、糖尿病がないことが健康的な血管年齢と関連していました。
ちなみにこの研究での健康的な血管年齢とは、高血圧がないことと脈波伝播速度(PWV)で動脈硬化が認められないこととされています。
調整した因子と観察した因子の選び方などは分かりませんが、心血管イベントを起こしにくい健康的な血管年齢を保つためには以下の要素が重要と考えられます。
・血圧のコントロール
・脂質のコントロール
・血糖のコントロール
・健康的な食生活
・運動習慣
・減量
・禁煙
です。
今回の論文では70歳を超えても健康的な血管年齢の方も1%いたようです。
若く健康でいるために生活習慣と慢性疾患の治療を行いましょう!