運動習慣と糖尿病
定期的な運動は減量とは独立して糖尿病の発症を抑制する可能性があります。
一週間の運動時間が150分未満の方は運動する時間を増やしてみましょう。
運動習慣のない(一週間あたり150分未満)の肥満の方の運動量を増やして糖尿病の発症率を調査した研究です。
Physical Activity, Apart From Weight Loss, May Stop Diabetes
運動の内容は早歩きを一週間に150分とのことです。
DPP試験とDPPOS試験を統合したそうです。
試験の参加者の平均BMI34ってすごいですね。
約3年間の介入の終了時の糖尿病の発症率を、1人年あたりの糖尿病発症数で比較しています。
介入群 プラセボ群
3年後糖尿病発症数(/人年) 4.8 11.0
さらに介入終了後の12.8年後の比較でも発症率を2%抑えられたそうです。
糖尿病は生活習慣病(高血圧、脂質異常症など)の中でも合併症が多い病気です。
運動習慣、大切ですね!